Tales of Verifier

テストエンジニアが自分の将来に不具合が起こらないことを確かめ合うRPG

アジャイルサムライ読書メモ 第3章 みんなをバスに乗せる

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

  • 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2011/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 42人 クリック: 1,991回
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Q.プロジェクトがダメになるのはなぜか

A.ちゃんと合意できていないから

チームでの共通認識をしっかりして、ステークホルダーに情報提供をすること。
これを実現するためには「手ごわい質問」をする
スタート時点なら質問をする余地もあるし、手遅れにならないように最初に済ませておく。

インセプションデッキとは何か

  • インセプションデッキとは、遊戯王の新しいストラクチャーデッキ「プロジェクトに対する期待をマネジメントするための優れたツール」
  • プロジェクト関係者全員で、プロジェクトに関する共通理解を手軽に共有するためのツール
  • 参加すべきなのは、関係者皆。特にステークホルダーを巻き込むのが大事
インセプションデッキは10の手ごわい質問と課題からなる
  1. 我々はなぜここにいるのか?
  2. エレベーターピッチを作る
  3. パッケージデザインを作る
  4. やらないことリストを作る
  5. 「ご近所さん」を探せ
  6. 解決案を描く
  7. 夜も眠れなくなるような問題は何だろう?
  8. 期間を見極めろ
  9. 何を諦めるのかをはっきりさせる
  10. 何がどれだけ必要なのか

これをベースにしつつも、盲信するのではなく、自分たちのチームにあったものにどんどん改変すべし
→やらないこと、諦めることを決めるのは本当に大事だと思う。決断の内容よりも決断のスピードがチームにとって大事な場合も多々ある気がする。