「勉強しましょうよ」と言われて、笑っていられるか
今日は某所で某お方の講演会だった。
本も何冊か出したり訳したりしてる方で、第一線で活躍してるエンジニアの方。
その方が、講演の中で何回か本を紹介して「これ読んだことある方います?」と問いかけをしてたんだけど、
3,4回(冊)問いかけても誰も手を挙げない。
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計の原著について「読んだ方いますか?」と聞いて、また誰も手を挙げなかったとき、講演者の方は笑っておっしゃった。
「みなさん、勉強しましょうよ」
会場からはわずかに「ハハハ」という笑いが。
正直、なんで笑えるんだろうと。
言い方がアレかもしれないけど、今自分たち、そこに集まって話聞いてる人の中のエンジニアに向かって「お前らもっと勉強しろよ」って、そう言われたのに。
自分はけっこう悔しかった。
ソフトウェアを直接つくるエンジニアじゃないし、2年目のペーペーかもしれないけれども、「もっと勉強しろよ」と言われたのは悔しいことだ。笑ってなんていられない。
先のドメイン駆動設計の本だって、Amazonの欲しいものリストに入れたり本屋でパラパラめくったりしてたけど、読んではいない。
他の本だって、少しずつしか読み進めてない。
そんな状況に焦りを感じたし、勉強しないとと思った。
勉強しろと言われて、笑ってられない自分が、絶対もっとまともなエンジニアになってやる。
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