実践アジャイルテスト読書メモ 第1章 アジャイルテストとは?
実践アジャイルテスト テスターとアジャイルチームのための実践ガイド (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)
- 作者: Janet Gregory,Lisa Crispin,榊原彰,増田聡,山腰直樹,石橋正章
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/11/28
- メディア: 大型本
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本ではテストをする人を「テスター」と(悪い意味を含めずに)表している。
自分は「テストエンジニアくずれ=テスター」と定義しているので、ここは注意。
以降読書メモでは本書の表現「テスター」に合わせる
アジャイルテストとは
単に「アジャイルプロジェクトにおけるテスト」ではない。
アジャイルテストと対比して、従来のテストでは要求への適合性を重視(要求=プロジェクトの最初に決めたこと、形骸化した仕様とか?)
アジャイルテストはビジネス価値を重視し、顧客の求める品質を提供する
アジャイルとは,スピードのことではない。アジャイルとは、品質のこと。(P16)
アジャイルテスターとして
テスターは座って待っているのではなく、開発サイクルを通してチームに役立つことを探しています(P12)
→言われたテストをはいはいとやってるだけでは、テスターであってもアジャイルテスターではない。
アジャイルチームとして
テスターだけが品質に責任を持つわけではない。
チーム全体で「テスト可能な設計」「テストしやすい設計」をする。
テスターは、顧客チームと開発チーム両方と連携を密にして「製品のビジネス価値」を高める。
感想
アジャイルサムライを先に読んでいたので、アジャイルにおけるチームについてはスッと入ってきた。
こっちの本は「テスターとして」アジャイルプロジェクトに関わる際のことが書いてあるらしいので、より深く突っ込んで読みたい。
アジャイルプロジェクトにおけるテスターへのメリットとして「テストからの迅速なフィードバックがあること」と書いてある。
アジャイルチームは、テスターになるには素晴らしい場なのです。(P15)