Tales of Verifier

テストエンジニアが自分の将来に不具合が起こらないことを確かめ合うRPG

テストエンジニアが客先で読んでいい本悪い本

客先常駐でテストエンジニアをしているid:yoshikiito_elです。
昼休みにはよく本を読んで過ごします。
休み時間とはいえ、客先なので。自分を評価する側の方々の目もあるわけで。
そんなシチュエーションで読んでいい本と悪い本について考えてみました。

読んでいい本

技術書(ただし制限あり)

勉強しないエンジニアは駄目なエンジニアなので、昼休みに技術書を読むのは良いことです。基本的には。
例えば、アジャイルを取り入れようとしている現場でアジャイル開発に関する本を読んでいれば「勉強熱心だなー」と思ってもらえるし、自分のちからにもなります。

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

  • 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2011/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 42人 クリック: 1,991回
  • この商品を含むブログ (246件) を見る
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

  • 作者: Mike Cohn,マイクコーン,安井力,角谷信太郎
  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
  • 発売日: 2009/01/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 74人 クリック: 764回
  • この商品を含むブログ (222件) を見る
制限の部分は後述します。

文庫・新書全般

このへんは特に「勉強熱心だなー」と思ってはもらえないでしょうが、別に休憩中読んでいても何の問題も無いですね。
文庫や新書もただ読んで終わりではもったいないので、朝礼で話すときのネタにでもするとちょうどいい。

ソフトウェア関係の雑誌

softwaredesignとか。最新の動向を知っておくという意味でもいいですし、お客さんとの話題作りにも一役かってくれるかも。

読んじゃダメな本

初歩的な印象を受けるタイトルの技術書

はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法

はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法

知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】

知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】

決して内容が悪いとは思わないものの、コレ現場で読んじゃダメだと思う。
テストエンジニア頼んで、来た人間が「はじめての〜」とか「知識ゼロからの〜」とか読んでたら、お客さんは不安になるでしょうきっと。
プロとして現場に行ってるんで、知識不足は裏でこっそり補いましょう。

写真週刊誌

SPA! (スパ) 2014年 5/27号 [雑誌]

SPA! (スパ) 2014年 5/27号 [雑誌]

読んだことないけど、↑こういうやつ。
現場でグラビアみたいなページ開くのは無しで。

人間関係本

人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

仕事の80%は人間関係で決まる ムカつく上司とイラつく部下がいる職場が天国になる神業

仕事の80%は人間関係で決まる ムカつく上司とイラつく部下がいる職場が天国になる神業

いかにも「困ってます」「不満あります」「上司とうまくいってないです」といった雰囲気を醸し出す本は避けましょう。
お客さんが「俺に不満があるのか?」と思うようなタイトルの本は読むべきじゃない。
不満があったら他の方法で、どうぞ。

とにかく技術書読もう。見栄でいいから。

完全に「自戒を込めて」ってやつですが。最近新書や文庫ばっかりで技術書読んでないんで。
ドヤ顔で技術書開いて、半分もわかりませーん、だとしても良いと思うんですよ。何も勉強しないエンジニアよりは。
勉強しましょうよ、って直接言われる前に、勉強しちゃいましょうよ。
「勉強しましょうよ」と言われて、笑っていられるか - Tales of Verifier