Tales of Verifier

テストエンジニアが自分の将来に不具合が起こらないことを確かめ合うRPG

アジャイルサムライ読書メモ 第2章 アジャイルチームのご紹介

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

  • 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2011/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 42人 クリック: 1,991回
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アジャイルチームのご紹介

アジャイルチームと普通のチームは別物。



アジャイルプロジェクト3つの特徴

  • 役割分担がはっきりわかれていない
  • 開発工程が途切れない
  • チーム一丸で責任をもつ

チームをアジャイルにするコツ

  • 同じ場所に集まって仕事する
  • 顧客がチームに積極的に関わる
  • 自己組織化=チームで力をあわせる

お客さんとの間に信頼関係を築く必要があるのだとしたら、少しずつ信頼貯金を増やすところから始めよう

→この考え覚えておこう

チームを自己組織化するには

チームを信頼して、必要な権限を与える

→アジャイルは

やる気あるやつを集めて、環境と権限を与えて信じろ!

ということらしい。

役割分担

プログラマ、テスターといった分担ではなく、

  • 何をつくるかわかっている人=顧客
  • 作ることができる人=開発チーム

プログラマやテスターやアナリストはいるものの、普通の○○じゃなくアジャイルな○○として存在。

アジャイルな顧客 真実の源

何をつくるのか決めて、作業の優先順位をつける。やらないことも決める。

顧客をじかに開発に巻き込めば巻き込むほど、プロダクトはよくなっていく

アジャイルなアナリスト 冷徹な探偵

顧客と意思疎通しながら詳細な分析を行う

アジャイルなプログラマ 質の高いコードの探求者

何を作るべきかをはっきりさせ、できるだけシンプルに実現する

アジャイルなテスター 神出鬼没

アジャイルプロジェクトでは何もかもがテストされなければならない。⇒いろんなところに出現
開発者のそばで自動化を手伝ったり不具合を探したり、アプリをクラッシュさせようと探索的テストをしていることも。
実践アジャイルテストがいい本だから読めとのこと。アジャイルサムライと一緒に買ったから大丈夫。

実践アジャイルテスト テスターとアジャイルチームのための実践ガイド (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)

実践アジャイルテスト テスターとアジャイルチームのための実践ガイド (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)

アジャイルなプロジェクトマネージャ 不在でも回るようなマネージャがいいマネージャ

現状把握と障害の除去

アジャイルなUXデザイナー 顧客に価値を届ける

UXデザイナーがいるチームは恵まれているので、幸運に感謝しよう。

その他

スクラムマスターなる役割もある。
アジャイルコーチとかっこいいプロマネを合わせたかんじ。
アジャイルプロジェクトで大事なのは、メンバーひとりひとりが役割に納得しているかどうか。

アジャイルに向いているのはこんな人

  • ゼネラリスト ←目指そう
  • 曖昧な状況に抵抗がない人 ←抵抗ある・・・メンタルの安定を
  • 我を張らないチームプレーヤー ←ふつう・・・?