アジャイルサムライ読書メモ 第6章 ユーザーストーリーを集める
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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文章化の難しさ
分厚いドキュメント作ったところで、時間がかかってばかりだし、それでプロジェクトがうまくいくことはない。
弊害として
- 変化に対処できない
- 顧客の欲しいものではなく、仕様に合わせて作ることになる
- 下手な推測や誤った前提を招き寄せる
- 多くの時間を無駄にする
(id:yoshikiito_elのつぶやき:確かに誰も読まないものは書いてもしょうがないよね)
といったことが起こる。文書に頼りすぎるのをやめよう。
情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法はフェイス・トゥ・フェイスで話をすることです
そこでユーザーストーリーですよ
ユーザーの欲しいフィーチャを小さなカードに書く。名刺とかはがきくらいのサイズ?
このとき詳細は書かない。キーワードくらいにとどめておいて、検討はまだしない。
詳細を書けないようにあえて小さいカードになっている。
ユーザーストーリーを「会話の約束」だと考えよう。しかるべき時が来たら詳細を検討するが、それは本当に必要だという確信を持てるようになってからの話だ。
良いユーザーストーリーには「顧客にとっての価値」が書かれている。
どんな技術で実現するかよりも、処理が何秒で終わるとか、ビジネスの観点から評価できることを書く。⇒お客さんがわくわくするようなストーリーを!
よく出来たユーザーストーリーの特徴
- Independent
- Negotiable
- Valuable
- Estimatable
- Small
- Testable
頭文字をとってINVEST
顧客含めチームのメンバーで「ストーリー収集ワークショップ」を開催するとよい